二拠点生活者が徹底比較!新千歳空港で数週間おきに使える「安くて確実な」送迎付き駐車場

新千歳空港近くの送迎付き駐車場「イツモパーキング」はお勧めですが、我々には利用しづらくなり、今年は他の送迎付き駐車場を使用しています。
参考:新千歳空港近くの格安駐車場「イツモパーキング」はお勧め

いくつか試したので、それぞれの特徴を簡単に紹介しておきます。

著者は雪のない時期のみ関東と北海道で二拠点生活をしており、数週間おきに成田空港と新千歳空港を行ったり来たりしています。数日しか車を預けなかったり、たまにしか使わないのであれば、駐車場に求めるものが違ってくると思うので、この点は注意してください。

この記事の内容

  1. 新千歳空港「イツモパーキング」は常に満車?しかも予約不可で利用困難
  2. 新千歳空港周辺(苫小牧側)のおすすめ代替駐車場3選
    エアポートパーキング|混雑時も頼れる!鍵預かり型の収容力
    大川原パーキング|鍵の「預け・持ち帰り」を選べ、繁忙期以外なら10~14日の利用は最安
    ニックウパーキング|予約すれば長期利用は安い!送迎もスムーズな筆者イチオシ
  3. 【料金比較】滞在日数・ニーズ別!新千歳空港周辺で一番お得な駐車場は?
  4. 頻繁に飛行機に乗るなら月極プランという選択肢も
  5. 【参考】なぜ新千歳空港周辺の民間駐車場は満車になりやすいのか?

新千歳空港「イツモパーキング」は常に満車?
しかも予約不可で利用困難

以前紹介したイツモパーキングは、今でもコストパフォーマンスが良く、クレジットカード払いも可能で便利な駐車場です。

ですが我々は実質的に利用できなくなりました。

昼前にはすでに満車だからです。イツモ満車です。今年5月、最初に駐車しようとしたときに現地で気づいて慌てました。それ以降、今年はいつ見ても満車です。おそらく朝すぐに埋まってしまうのでしょう。

今年はイツモ「満車」なイツモパーキング

イツモパーキングは予約不要で使えるというのが売りの一つですが、正確には予約はできません。何年か前に異常に混んだかキャンセルが多かったか(理由の詳細は忘れました)でオペレーションが大変になり、あまりにも困ったので予約システムを廃止してしまったのだと聞きました。

新千歳空港周辺(苫小牧側)のおすすめ代替駐車場3選

予約できないのなら、イツモパーキング以外の駐車場を探すしかありませんでした。

幸いなことに、トータルの料金で見ればそれほど変わらない、もしくは日数によってはイツモパーキングよりもお得に利用できる駐車場が他に見つかりました。

以下、我々が今年実際に利用してみた駐車場を紹介します。
全て新千歳空港の苫小牧側にある駐車場です。千歳市側にもいくつか似たようなシステムの駐車場があるようですが、支笏湖方面は苫小牧回りの方が道が空いていることが多いため、我々は苫小牧側しか利用していません。

エアポートパーキング|混雑時も頼れる!鍵預かり型の収容力

イツモパーキングが満車で使えなかった日、慌てて近所の駐車場を探しました。

一つめはICパーキング。現地に行ってみたところ、こちらも満車でした。高速のICに近いので無理もありません。

空港に近いところから埋まるのか、IC近くだから埋まりやすいのか不明。

かなり焦りつつネットで探して向かったのが、次に近いエアポートパーキングでした。

エアポートパーキング入口

イツモパーキング、ICパーキングよりはわずかに距離がありますが、空港から近く値段も大差ないため、やはりかなり混んでいました。

この駐車場は鍵を預けて停めてもらうタイプなので、かなりツメツメで多めに収容できるようです。この日はちょうど混んでいる日だったようで到着した時には「大丈夫か?」と思うほど混んでいましたが、受け入れてくれました。

入口付近に車を停め、鍵を預けるタイプ。

従業員さんの対応も良いと思います。

イツモパーキングと異なるのは自分で駐車するのではなく鍵ごと預けるという点、また現金払いという点です。

他の駐車場に比べると従業員さんが(かなり)たくさんいますが、この日は混雑していたようでなかなか捕まりませんでした。急いでいるときは受付の建物内でも良いのでとにかく早く従業員さんを見つけて声をかけた方が良いです。

大川原パーキング|鍵の「預け・持ち帰り」を選べ、繁忙期以外なら10~14日の利用は最安

エアポートパーキングから少し先(というか隣)に大川原パーキングという、どうも古株らしい駐車場があります。

大川原パーキング入口付近

料金は1日1,100円ですが、10日を超えると1か月までは11,000円固定です。後述しますが繁忙期はもっと高いです。

自分で空いた場所を探して停める必要があるほか、イツモパーキングのように1台分の枠が決まっていません。

停め方はかなり自由。混んでいるときは難しいのかも?

よほど空いているときでないと遠くに停め、そこから荷物を持って受付まで歩いて戻ることになります。

各駐車エリアには「3-1」「3-2」、「4-1」のように番号が振られており、自分が駐車した位置の番号を確認しておく必要があります。受付でこの番号と車のナンバーを申告して手続きするからです。

奥に行くと「第2」駐車エリアが。ここの右の一番奥あたりにようやく駐車できた。
第2のさらに奥には「奥右」「奥左」もある

実は見落としていただけで、入口付近には荷物と同乗者を下ろすよう促す看板がありました。

この写真左側の「停」のサインの下に「荷物、同乗者 ここで降りよ」と掲示されている

ちなみに駐車が面倒、もしくは不安な人は1000円払うと駐車してくれるサービスもあります。

そして車の鍵は預けても良いし、預けなくても良い、というシステムです。変な風に停めてしまった車があったらどするのか知りたいところです。

私の兄が交代で北海道に来て同じ車を使うことがあるので、この鍵を預けるシステムは非常に便利でした。

こちらも現金払いですが、車の出庫時に支払う後払い方式。従業員さんの対応に不満なところはありませんでした。

ニックウパーキング|予約すれば長期利用は安い!送迎もスムーズな筆者イチオシ

我々にとって一番都合が良かったのがニックウパーキングです。

場所は大川原パーキングのさらに隣です。

犬のイラストの看板が目印。Webサイトとイメージが違うので要注意。

鍵は預けるシステムです。到着したら受付付近に駐車し、手続きと支払いをして鍵を預けます。現金払いのみです。

受付入口、の矢印に従って進み、空いているところに停め、受付の建物へ。

こちらの送迎車はハイエースです。比較的綺麗な状態の車で車内も綺麗に保たれています。

予約をしておくと車から降りたらハイエースが待っていて即荷物を載せようとドライバーさんが近寄ってくるほどスムーズです。我々は常に2人で移動しているので、一人が受付に行って支払いを済ませている間に荷物は積み込まれているという感じです。

料金は日数に正比例するのではなく、日帰り~2泊3日までは3,300円(前日までにネット予約すれば2,640円)とか、7泊8日~13泊14日は8,800円(前日までに予約で7,040円)といったように、他とは少し違う工夫がされています。

そして14日を超えると1か月まで13,200円(前日までに予約で11,000円)均一です。数週間ごとに北海道と関東を行ったり来たりする我々には最安であり好都合でした。

何か改善して欲しいところがあるとしても、カード払いもあると嬉しい、という程度です。

他の駐車場は常に15~20分おきに送迎車が巡回しているという感じですが、ニックウパーキングの送迎車はなるべく到着便に合わせて待ってくれています。

飛行機の到着後、ちょっと買い物したいとか食事をしたいという場合には、事前に電話でその旨を連絡しないと無駄に待たせることになるので要注意です。我々は一度出ていくのが遅くなり、電話ももらったのに気づかず迷惑をかけたことがあります。

他と比べて劣るところもなく、我々にとっては一番都合が良く、送迎もスムーズで使いやすい駐車場です。

【料金比較】滞在日数・ニーズ別!
新千歳空港周辺で一番お得な駐車場は?

料金はどこが一番お得か、ということは一概には言えません。

どの駐車場も少しずつ異なる料金体系で差別化を図っているため、利用者の事情によってどこが得か変わるからです。

たとえば1日あたりの料金が最安のイツモパーキングで15日駐車すると10,500円です。すなわち15日目からはニックウパーキングの方が安いのです。

もっと前に知っていたら最初からニックウパーキングで良かった、と思いました。

大川原パーキングは10泊を超えると一ヶ月まで11,000円と大変お得ですが、繁忙期には16,500円の特別料金が適用されます。

ニックウパーキングが不利なケースもあります。日帰り~2泊3日までは3,300円(前日までにネット予約すれば2,640円)なので、1泊で利用したい人にとっては明らかに高めです。

一方でエアポートパーキングは一日あたり1,000円とい正比例で料金が増えます。

イツモパーキングを除けば一週間程度までは他より少し安いのですが、それを超えると不利になります。

参考までに各駐車場を簡単に比較しました。

駐車場名1日あたりの基本料金1日ごとではなくなる(定額になる)料金・期間1ヶ月(または一定期間)の固定料金備考(事前予約・繁忙期など)
イツモ
パーキング
750円なし(以降1日ごとに750円ずつ加算)なしイツモ満車。予約はできないので実質的に利用が難しい。
エアポート
パーキング
1,000円なし(以降1日ごとに1,000円加算)なし(※月極プラン:12,000円)1日1,000円の正比例。
大川原
パーキング
1,100円10日間〜1ヶ月間が同額11,000円(10日〜1ヶ月間)(※月極プラン:8,800円)繁忙期は特別料金
・1日あたり:1,650円
・1ヶ月固定:16,500円
ニックウ
パーキング
単純な1日計算なし(日帰り〜2泊3日まで一律)【通常 / 前日までに予約】・日帰り〜2泊3日:3,300円 / 2,640円・7泊〜13泊:8,800円 / 7,040円13,200円(14泊〜1ヶ月)※ネット予約時は11,000円前日までのネット予約で割引あり。短期間(1泊など)の場合は割高になるので注意。

※2026年9月時点。それぞれ下記URLを参照。

頻繁に飛行機に乗るなら月極プランという選択肢も

こうした送迎付き駐車場では、何度も(もしくは数回)車を出し入れ可能な月極プランを用意しているところも多いです。

ここで紹介した中ではエアポートパーキングと大川原パーキング、ニックウパーキングの全てが該当します(満車で使えなかったICパーキングも月極があるようです)。

しかし、エアポートパーキングは月12,000円と、前述のニックウパーキングの11,000円よりわずかに高いため、我々のように月に1~2往復程度の場合はあまり意味がありません。

ニックウパーキングは出庫回数が月3回まで/最大6か月までという制限があるものの、11,000円です。短期間に何度も行き来することはなく、いまのところ夏の間しか利用しないのでニックウパーキングは検討に値しそうです。

大川原パーキングが8,800円と大変お得なのですが、このプランを知ったときには既に個人向けは満車で利用できない状態でした。他の駐車場の動向を見る限り、今後値上げもありそうです。

我々のように多くても月に数回しか利用しないのなら、入庫時に次回の出庫日が決まっていなくても良いという点が料金に次ぐメリットです。

次回の飛行機が決まらないような場合には意味があるので、状況によっては今後検討するかもしれません。

【参考】なぜ新千歳空港周辺の民間駐車場は
満車になりやすいのか?

なぜイツモパーキングが「イツモ満車」になったのかというと「新千歳空港の駐車場が大幅な値上げを実施したから」です。2025年10月に、A・B・C駐車場全て値上げされたのですが、新料金が従来の約3倍であったため、A~C駐車場を利用する人が激減したのだそうです。

いくつかの駐車場で聞いてみましたが、答えは同じでした。

実際に、以前はいつでもそこそこ埋まっていた新千歳空港の駐車場が明らかに空いているのです。空港まで送迎してもらうときに「こんなにガラガラ」と教えてもらって初めて気づきました。

空きが目立つ新千歳空港A駐車場(2026年6月)
値上げ前のA駐車場(2025年9月)。場所は少し違うが埋まり具合は明らかに違う。

その分、イツモパーキングのような近隣の比較的安い駐車場へ利用客が流れているのです。

長期利用も可能な駐車場の中ではイツモパーキングが一番空港に近く、しかも便利なので、真っ先に埋まってしまうのでしょう。
混む日や遅い時間にはイツモパーキング以外も満車になりやすいようです。

コメント

この記事へのコメントはありません。

最近の記事
PAGE TOP