バスが混むようになったニセコ

ニセコに外国人スキー客が押し寄せるようになり、ニセコに向かう電車やバスが混み合うのは当たり前のことになりました。2010年頃までは全く違いました。新千歳空港からニセコに向かうバスに乗っても自分の他には乗客が数名ということがほとんど。スキーシーズンでも10名未満ということが多かったと記憶しています。オフシーズンだとひどいときにはわが家の夫婦2名だけということも。

車内はガラガラなのでスーツケースも「好きなところに置いて良いから持って入ってください」と言われていました。これはニセコと札幌間の路線バスでも同じでした。

この中央バスによる新千歳空港-ニセコ間のバスは(2023~2024年頃から?)ネットで予約できます。しかし当時は予約制そのものがなく、電話で確認しても「予約はできないので当日窓口に来て下さい」と言われます。問い合わせも電話で日本語オンリーのような状況なので、外国人スキー客が利用するには相当ハードルが高かったと思います。

それでも年々ノウハウが継承されていったためか2010年を過ぎた頃からポツポツと私と同じバスに乗る外国人スキー客が増え始めました。ある年を境に急激に外国人スキー客が増え、今ではスキーシーズンに新千歳-ニセコ線のバスに乗ると2/3は席が埋まっています。日本人客は圧倒的に少数派です。もちろん荷物を車内に持ち込むような余裕はありません。

ちなみにニセコから札幌に向かうバスの方が先に混雑するようになったと記憶しています。ニセコアンヌプリ辺りから倶知安、余市、小樽を通って札幌に行く路線バスがあるのですが、このバスに大きな荷物を抱えた外国人スキー客・観光客が大勢乗り込んでくるようになりました。周辺住民の利用も多いため、補助席を全部使うような状況に出くわしたこともあります。

公共交通機関は安価で良いのですが、とにかく非常に混むので注意してください。

コメント

この記事へのコメントはありません。

最近の記事
PAGE TOP