ニセコエリアの定番観光スポットといえばニセコ高橋牧場が筆頭でしょう。素人が見てもとても頑張っていると感じます。
1.ニセコ高橋牧場とは
高橋牧場という牧場が実際にあります。ここで紹介するのはその高橋牧場で生産される牛乳を使った乳製品などの販売を柱とする商業施設/観光スポットの方です。
まだ夏には今ほど観光客が訪れなかった頃から営業しているニセコでは古株のような存在です。スキー場以外では一番有名な観光スポットかもしれません。
開業当初(おそらく)より赤い建物群が複数あり、その間に駐車場もあります。
開業当初から店舗営業していたのはそのうち「ミルク工房」の建物だけだったと記憶しています。ジェラートを食べて飲むヨーグルトを買う場所という認識でした。

シュークリームなどのスイーツも同じ建物内で製造販売されています。
いつ頃スタートしたか覚えていませんが、高橋牧場ではフレッシュチーズ、熟成タイプのチーズともに製造しており、ミルク工房の店舗でも販売されています。
しばらくしてから隣接する建物でカフェや雑貨屋さんが営業するようになり、2010~2011年頃には少し奥まったところにレストランが、その後ピザ屋さんもオープンし駐車場もかなり広くなりました。

駐車場と建物を合わせたスペースは少なくとも当初の3倍にはなっていると思います。
2.ニセコエリアでは屈指の人気観光スポット
1996年オープンらしいのですが、初めて行ったのは2000年か2002年だと思います。その頃にはニセコでは有名な観光スポットでした。
正直なところ20年以上前のニセコで「観光スポットは?」と聞かれても正直困るくらいスキー場と自然しかなく、道の駅(ニセコビュープラザ)以外には何もなかったと言っても過言ではありません。有名になったのは当然かもしれません。
他に見るべきところをあまり知らなかったので、ニセコに初めて来る友人を案内するときには必ず立ち寄る場所になりました。
大型の観光バスが入りやすいよう駐車場を拡充するなど改善を続けていることもあり、春から秋に営業する店が増えた今でも屈指の集客力を誇る観光スポットです。

3.だいたい全部美味しい
飲むヨーグルトやジェラートはもちろん、その他のスイーツもだいたい美味しいです。とにかく牛乳の美味しさを活かしている、と言って良いと思います。
飲むヨーグルトは空港などでも売られていますし、ネットでも購入可能です。

ここ数年は忙しくて行っていませんが、特にコロナ禍前は毎年立ち寄って何かしら食べていました。
少し奥まった場所にあるレストラン「PRATIVO」ではビュッフェ形式でお得にいろいろな物を食べることができます。
そのビュッフェにも数回行きましたが、パン以外はだいたい美味しかったと思います。
少なくとも10年ほど前のパンはどこかから仕入れた安かろう悪かろうなパンでした。ビュッフェの値段はかなりリーズナブルだったので不満感はありませんでした。
レストランよりさらに奥?には「MANDRIANO」というピザ屋があります。高橋牧場の牛乳で作ったチーズを使っているそうで、普通に美味しかったです。北海道らしくボリュームもたっぷり。
ピザを食べた感じでは高橋牧場のフレッシュタイプのチーズも美味しいと思います。
熟成させるタイプのナチュラルチーズについては、最近北海道ではリーズナブルな値段で美味しいものが増えているので、それらと比較するとコストパフォーマンスや味的に厳しいかもしれません。チーズは好みも大きいのでなんとも言えませんが。
少なくともどれも試してみて損はしないと思います。
4.季節に関係なく楽しめる
最も大きな特長は年間を通じて集客できる観光スポットということでしょう。
今ではスキーシーズン以外でも観光客の多いニセコですが、もともとはスキー場がメインで夏は営業していない店も多く、15年以上前は年中営業している観光スポットはニセコビュープラザと高橋牧場くらいしかなかったかもしれません。
しかもニセコビュープラザは冬になるとバスを待つ人くらいしかいないということが珍しくありません。それに比べると高橋牧場は季節に関係なくいつでもそれなりに人が居ます。
また高橋牧場には下の写真のように羊蹄山が丸見えな映えるスポットがあります。夏は牧草を巻いたロールの上に乗って写真を撮る人も多く、とにかく沢山の人が写真を撮っています。


冬は冬で一面真っ白な景色を眺めるのも悪くないと思います。
いろいろあるので小腹が空いたときに立ち寄る場所としても良いかもしれません。
以前は冬の平日などは空いているのが良かったのですが、最近はそういうこともあまりないかもしれません。
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