1.思っていた以上に開発が進むニセコエリア
よくニセコエリアはバブルとか開発ラッシュと言われます。工事現場だらけなのは事実です。
少なくともここ15年以上は開発が続いているように感じています。
ただ去年あたりからその認識はある意味において間違っていたことがわかりました。
思っていたよりも開発が加速しているということです。
下の動画は2023年10月と2025年10月に同じ場所(アンヌプリスキー場近くの道道66号線)を走った際の映像を比較したものです。最近2年間で結構開発が進んでいることがわかると思います。
2.なぜ気づいていなかったか
なぜ今になって気づいたかというと昨年から春~夏や葉の落ちた晩秋にニセコに滞在するようになったからです。
数年前までは2月か8月頃にしかニセコを見ることがありませんでした。そのため道路を走っていても雪の壁、もしくは生い茂る草木で周囲がよく見えていなかったのです。
雪も草木もあまりない時期に車でニセコエリアを走ってみると「ちょっと建物があるなぁ」という程度に思っていた場所が実は「かなり奥の方までたくさん建物がある」場所であることに気づいた、ということです。
少なくともここ10年ほどは積雪が減ったためか除雪した雪の積み上げ方が変わったためか道路脇の雪の壁がかなり低いと感じていたので、冬は昔よりもかなり周囲が見えているつもりでしたが、見えていなかったようです。
3.時期による見え方の違い
参考までに車載カメラで撮影した同じ場所の比較をいくつか載せておきます。
Miru Niseko の近く


Peak Niseko レンタカーの近く
※倶知安からひらふ方面に向かう際の画像 (このレンタカー事業者さん(?)のこと自体はよく知りません)


NOASCニセコアドベンチャーの近く
※倶知安からひらふ方面に向かう際の画像


B.C.C.WHITE ROCK(サンドイッチ・ピザ)の近く
※倶知安からひらふ方面に向かう際の画像。ホワイトロックを過ぎた辺り。


4.大規模開発だけが目についていた
いくら葉が茂っていても雪の壁があっても、ホテルなどの大規模な工事現場は遠くからでもわかります。
ですが一戸建てのような小さな建物や、集合住宅であっても低層建築物の場合、その存在に気づいていないケースがかなりあることがわかりました。
既に建ってしまっている建物だけでなく現在進行形の工事現場も本当に多いです。
ということでニセコエリアの開発ラッシュは現在進行形です。
5.開発は倶知安町やニセコ町以外でも
開発の波はスキーリゾート周辺以外にも広がっています。
たとえば我々が維持しようと思っている家の住所は倶知安町でもニセコ町でもありません。
近所にペンションや温泉宿もありますが、10年くらい前までは外国資本による開発など無かったと思います。
ですが現在は比較的近い場所にも外国人向けのコンドミニアムが何軒か建っており、長期滞在する人も居るという話を聞きました。住民でなければ家の前まで除雪してもらえないため、住民票を移すつもりの外国籍の人もいるそうです。
またすぐ近所でミキサー車や大型のダンプをよく見かけるようになったので、そこそこの規模で新たな開発が進んでいるということです。
まだまだこれからのようです。撮りためた映像がかなりあるので、変化の様子を今後も記録していこうと思っています。
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