新千歳空港近くの格安駐車場「イツモパーキング」はお勧め

  1. 新千歳空港の駐車場は「イツモパーキング」がお勧め
  2. とにかく安い
  3. 送迎バスがわかりやすい
  4. 仕組みは単純で利用しやすい
  5. イレギュラーな時間でも対応可能(らしい)
  6. 不満な点は特にない

1.新千歳空港の駐車場は「イツモパーキング」がお勧め

関東と北海道の2拠点生活をしています。移動の際には新千歳空港付近の駐車場をよく使います。月極の駐車場ではなく、日ごとにいくらという駐車場です。

車がないと暮らせないところばかりな北海道なだけに新千歳空港の周辺には空港を利用する人向けに短期~長期のさまざまな駐車場が存在します。価格はさまざまですが、どこも空港までの送迎をしてくれるので便利です。

その中でも我々が毎回利用しているのが「イツモパーキング」です。

最初は安い駐車場ということで利用してみたのですが、今ではかなり便利で気に入っておりお勧めです。

2.とにかく安い

駐車料金は1日あたり650円(税込)。1泊2日なら1300円ということです。

実はこの料金は2025年11月1日出庫分から適応されます。それまでは1日あたり550円でした。値上げしてこの値段なのです。

2025年10月は周囲の駐車場も値上げしたので値上げ後の料金で比較しましたが、周辺の駐車場より1日あたり100円以上安いです。

一番の特長はこの安さのはずです。ただし個人的には使いやすさも特長の一つだと思っています。

3.送迎バスがわかりやすい

新千歳空港の国内線到着ロビーから外に出るとバスや車の乗り場が並んでいます。その中で一番端にある30番あたりに駐車場各社の送迎バスがやってきます。

イツモパーキングは事前連絡も不要というスタイルで単に待つだけです。平均して15分に1回は送迎バスがやってくるのでそれほど待つことはありません。

ハイシーズンなどは似たような「なんとかパーキング」と書かれた小さなバスやバンがひっきりなしにやってくるので最初は見逃さないように緊張しました。

多くの送迎バスは車体に会社名やサービス名が書かれているものの、他社の送迎バスと似ていたりするので近寄ってよく見ないとわかりません。さまざまな送迎バスが来るので見逃してしまいそうです。

しかしこの心配は最初だけでした。イツモパーキングの送迎バスはわかりやすさに全振りしているのです。遠くからでもわかります。

前にも横にも大きく「イツモパーキング」と書かれています。
極めつけは手前の青い送迎バス。新千歳空港に来る送迎バスの中ではわかりやすさNo.1。

こんなにわかりやすい送迎車を使っているところは他にありません。

4.仕組みは単純で利用しやすい

他の駐車場を使ったことがないので比較はできませんが、イツモパーキングの仕組みは非常に簡単です。公式サイトに利用の流れが紹介されています。
参考(イツモパーキングWebサイトのページ)→ https://chitose-p.co.jp/nagare.html

この流れに沿って細かい部分を補足しておきます。

まず新千歳空港から出発する際

・日ごとに決められている駐車スペースに駐車する

駐車場は数十台?ごとに区切られており、それぞれアルファベットが振られています。

入り口で駐車券を取り駐車場に入ると「Hに止めて下さい」のようなサインが見えるので、必ずその場所に駐車します。

・その場で送迎バスを待つ

その日割り当てられた区画に送迎バスがやってくるので、車の中かその付近で待ちます。

頻繁に送迎バスが巡回するため、あわてて荷物を降ろすことが多いです。時間に余裕があるようなら次のバスを待つと伝えて先に行ってもらうと良いと思います。忘れ物などしかねないので。

そして「コストダウンのため古い車体を丁寧に使っているのだなぁ」などと思いながら送迎バスに乗り込むのですが、乗車後はゆっくりしていられないので注意が必要です。

・送迎バスに乗り込み預かり証に記入する

送迎バスには自分で荷物を持って乗り込みます。小さなバスで運転手席の後ろに少しスペースがあるだけなので、混んでいるときは苦労して後ろの席の通廊あたりにスーツケースを押し込むことになります。

車の鍵は預けません。

運転手さんが何月何日にどの区画に駐車したかを記入した上で「預かり証」を挟んだクリップボードとペンを渡してくれます。

空港に到着するまでの短い間に車に揺られながら記入

氏名、携帯電話番号、住所、入庫日時、出庫予定日時、帰りに送迎バスに乗る人数
を記入します。

空港まですぐの好立地で信号もほとんどないため、数分もすれば空港ターミナルに到着します。特に国際線ターミナルで降りたい人などは本当にすぐ到着なので預かり証への記入はすぐにできるようにしておいた方が良いです。

・空港ターミナルで預かり証を受け取り下車

記入した預かり証をクリップボードごと運転手さんに返すと、預かり証だけを渡してくれます。

この預かり証と駐車場入場の際に取った駐車券を無くさないよう注意が必要です。

駐車券(550円は値上げ前の料金)

新千歳空港から出発する際は以上です。

新千歳空港に到着し車に乗る際

・30番か9番(国際線は98番)のバス乗り場で待つ

9番は4~10月のみなので要注意です。

繰り返しますがイツモパーキングの送迎バスは抜群に目立つので、よほどよそ見をしていない限り見逃すことはありません。他社の送迎バスと比較すると圧倒的にわかりやすく感心するレベルです。

ハイシーズンは送迎バスに2人までしか乗れません。家族などで移動する場合は運転する人だけが駐車場に行き、家族をピックアップしに戻ることになります。

・送迎バスに乗り運転手さんに預かり証を渡す

運転手さんに預かり証を渡して送迎バスに乗り込みます。このときも荷物は自分で持ちこみます。

30番乗り場周辺に到着するイツモパーキングの送迎バスに乗り込む

・自分の車の前で降りる

自分の車の前まで連れて行ってくれるので、そこで降ります。このときも荷物は自分で降ろします。

車の前で降ろしてくれます

・精算は現金、カード、交通系ICも可能

普通の駐車場と同様に駐車券を入れると料金が表示される精算機です。

現金かクレジットカードでの支払いが可能です。気づいていませんでしたが最近は交通系ICにも対応しているようです。

出口には現金、現金+クレジットカード・ICカード対応の精算機

5.イレギュラーな時間でも対応可能(らしい)

営業時間は6:00~23:00で、それ以外の時間は駐車場に入れません。

ですが到着便の都合で23時を過ぎるのが確実な場合は、預かり証にそう書いておけば対応してくれるそうです。

また便を変更したり飛行機が遅れるという場合にも電話で連絡しておけば23時以降の対応が可能だそうです。

実際にそうなったことがないので詳細は不明ですが、駐車場を開けて置いてくれるということのようです。

6.不満な点は特にない

駐車場内は舗装されていませんが地面は整備されていると思います。

1台あたりの駐車スペースは十分で停めやすいと感じます。

冬季は利用したことがありませんが、もちろん毎日除雪してくれるようです。

初めての利用でもそれほど戸惑う部分はありませんし、サービス品質的な不満は思い浮かびません。

運転手さんは制服を着ていますが、夏の間はアロハシャツが制服のようです。おそろいのアロハシャツを着ています。フレンドリーで手際が良い運転手さんが多い印象です。

料金は日割りで計算できる駐車場の中で最安だと思います。最長で31日まで駐車可能だそうです。安いので類似の駐車場の中でも遠い場所にあるのかと思っていました。

苫小牧方面に走ってみて初めて気づきましたが、実は安い駐車場の中では、イツモパーキングはかなり空港に近い場所にあります。

ただ車で数分といっても北海道のことなので、3km以上はあります。そんな人は居ないと思いますが、さすがに歩くのはやめてください。

ということであまり悪いところが思い浮かびません。新千歳空港で長時間、もしくは1泊以上駐車場を利用する場合、料金も重視するならイツモパーキングがお勧めです。

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