ニセコはスキーリゾートとして有名です。スキーに便利なホテルは山のすぐ麓にあります。要するに山の中のようなものなので、ホテルに滞在する際も一応カメムシに注意が必要です。
1.冬季は不在にする家
我々が2拠点生活をしながら維持しているニセコの家は、冬の間留守にできません。薪ストーブだけで暖めているため、人が居ないと家が冷えて水道管(下水管も?)が凍ってしまうからです。
かといって冬の間常に誰かが居るのは無理です。
そこで両親が住まなくなった昨年から、道が雪で閉ざされる前、水道管が凍りやすくなる前に配管業者さんに来てもらい、コンプレッサーを使ってパイプ内の水を徹底的に吹き飛ばすなど、配管が凍らないよう対策をした上で4月末まで留守にしています。
なぜ4月末かというと、家に至る400mほどの私道は除雪されないため、スノーモービルがなければ家に近寄るのも難しいからです。除雪しない道路の雪が自然に溶けて完全になくなるのはゴールデンウィーク頃です。
近寄るのが難しいので空き巣等の心配もないのですが、念の為家に誰か近づけば遠隔からでもすぐにわかるよう監視カメラも付いています。
2.戸締まりの日はアンヌプリで1泊
昨年(2024年)の11月上旬、昨シーズン最後の滞在時は雪囲いや戸締まりをして帰る日はホテルに1泊しました。
ニセコノーザンリゾート・アンヌプリ、かつてのホテル日航です。スキーシーズン直前のオフシーズンなのでニセコ近郊にしてはかなり宿泊費が安かったと思います。
想定外のトラブルがあり家を後にするのが遅くなったので、この日のうちに札幌や千歳に出る予定にしていなくて大正解でした。
ニセコ近辺で宿泊施設に泊まるのは、35年ほど前に幽泉閣と今は亡き薬師温泉に泊まって以来初めてのことで、新鮮な感覚でした。
3.ホテルではカメムシが異常発生していた(らしい)
ホテルの客室内には下の写真のようなお知らせがガムテープとビニール袋と共に用意されていました。


簡単に言えば「カメムシが大量に居るので客室等にも入ってくる。従業員を呼んでも対応に時間がかかる。自分で対処できるようガムテープと袋を用意した。」といった内容です。
スキー場のゲレンデ直結のホテルなので当然山の中です。「異常発生しております」と書かれるといかにも異常な事態のようですが、おそらく毎年カメムシは大量に居るはずです。
近所の他のホテルでも「虫が入ってくるので窓は絶対に開けないでください」という注意喚起をしている例を知っています。
自分で対処するためのガムテープとビニール袋に加え、裏面にはカメムシに関する説明や捕り方などが書かれていました。親切だなぁと感じました。

4.我が家は毎年虫が異常発生している?
日常的にカメムシを捕まえる生活をしていたので「ここもカメムシは多いんだなぁ」と妙に親近感を覚えたのですが、結局そのホテルではカメムシを見かけませんでした。室内だけでなく建物の外でも気づきませんでした。
アンヌプリスキー場近くの別の宿泊施設にはバスに乗るためによく行きますが、よく考えたらそこでもあまりカメムシを見た記憶はありません。
カメムシに限らず我が家の方が圧倒的に虫は多いです。ニセコの我が家では毎年虫が異常発生していると言えば、そうなのかもしれません。
コメント